B1 HF アンテナ
3.
14/18/21 MHz 垂直アンテナ

左右の写真が現用の14/18/21 MHz 垂直アンテナ。
18 MHz 垂直ダイポール全長 8 m の下部 2 m を上に折り返したもので、この折り返し点で給電している。
このアンテナのオリジナルは、平成 23 年出版の HAM Journal シリーズ 9 / 釣竿アンテナ製作ノート / JH1GNU 小林 OM 著 / 第 4 章 1 / 21 MHz ベランダ・アンテナ。 非接地アンテナの利点を詳しく解説しており、説得力もある。
上記は 21 MHz 用であるが、当局は 18 MHz 用とした。 この種のオフ・センター給電は難しそうなので、バランとかを試さずに、オート・アンテナ・チューナ AH-4 にやらせてみた。 結果は上々で、 18 MHz のみならず 3.5/7/10/14/21 MHz にもスムーズに同調した。
これをマンガ的に描いてみたものが以下。
図のように、これで電流の腹が給電点から 1/8 λ 離れたところになり、かつ、給電点ではエレメントを折り返したため外部から見れば電流はゼロであり、給電点近傍の建物等との干渉で生じる諸々の問題を減少させているようだ。
14/18/21 MHz の DX 交信は大幅によくなった。 TKS Kobayashi OM